2012年9月6日木曜日

今こそ「知日」、「知中」

統括部長の矢野です。

9月5日東京新聞に「知りたい日本文化」として中国の雑誌「知日」についての記事が掲載されました。


 雑誌「知日」は2011年1月に中国で創刊された雑誌で、中国の若者向けに日本の文化、アイディア、アート、旅行などを紹介しています。隔月刊3万部でスタートしたこの雑誌も、最新号では6万部に倍増。北京の人気書店でもランキングに入るなど、徐々に浸透し始めています。


 中国語ツイッターこと「微博」(http://weibo.com/zhijp)で、すでに13万人以上のフォロワーがおり、特に日本語の出来ない日本ファンにとって、貴重な情報源になっています。  
 尖閣諸島問題など日中で過激な報道が増える中、神戸在住の中国人作家で同誌主筆の毛丹青氏は、新聞記事の中で「こういう時こそ、日本を知りたい中国人の欲求に応えたい」と語ります。
 
 中国の若者の間で日本について知りたいというニーズが高まる要因として、「スピードの速い中国の変化について、これからどうなっていくのか、自分たちがどうすればよいのかを、今の日本を知ることでヒントにしたいと考える人が増えてきたからだ」という分析もあります。
 ともあれ、中国でも冷静な判断をするために、日本人である我々ももっと中国の今を知る努力をすべきではないかと考えます。
 
 
 新聞記事の最後には、私も関心が高い「鉄道」についてが10月では特集されるということで、発売を楽しみに待ちたいと思います。