2011年8月15日月曜日

上海小籠包の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」

旅行部の山崎です。
小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」は聞いたことがありますか?北海道にはありませんが、日本にも仙台から熊本まで12店舗展開する台湾の上海料理レストランチェーンです。1996年、日本の高島屋からの誘いで日本に出店し小籠包ブームを起こしました。

 
 中国では上海、北京、天津、深汌、東莞、香港にあります。1993年にニューヨークタイムズによる世界十大レストランに選ばれ、有名店に成長しました。
 
 先日、上海市内の「鼎泰豊 新天地店」に行きました。夕方の店内はお客さんでいっぱいになっており、やはり行く場合は事前に予約をしておいた方が良いでしょう。


小籠包は、
① れんげに乗せて皮を少し破り、スープだけを味わう
② 醤油をつけずに小籠包そのものを味わう。(できたての小籠包は熱いのやけどに注意!)
③ 小籠包にお酢と生姜でアクセントをつけて味わう。
という食べ方がおすすめだそうです。

 鼎泰豊のサクセスストーリは店の入り口で本が売っており、少し概要をご紹介します。

 創業者である現在の社長のお父さん、楊さんは山西省出身の1927年生まれ。幼い頃に戦乱で、1949年に台湾へ逃れ、台北市の上海人が経営する「恒泰豊」という食用油店で配達の仕事をするようになりました。
 1958年、お世話になった「恒泰豊」から名前をとって、「鼎泰豊」名で独立して自分の油店を開いたが、缶入りのサラダ油が出回り量り売りの油売りは下り坂になりました。1972年、生き残るために親しくなった飲食店の人脈を活かし「鼎泰豊上海点心店」を開いたところがスタートです。
 競争相手としてすでに、「高記」というお店がありましたが、従来の小籠包は大きくて油が多く、飽きやすかったので、1蒸篭に10個とサイズを小さくし、すべての皮に18本のひだを入れ、中のスープの量を試行錯誤して、お客が飽きない味を作り出しました。
 
 私の行った「鼎泰豊 新天地店」は
住所 : 上海市興業路123弄新天地広場南里6号楼2楼-11A単元
電話番号 : (021)6385-8378
営業時間 : 11:00~15:00, 17:00~24:00
(土日祝日は15:00~17:00はティータイム、金土、祝日前日は深夜一時まで営業)
ですが、詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。